「麻雀オタク」ってなんだろう



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川村本の書評に「麻雀オタク向け、初心者は手を出すな」と書きながら思った。「麻雀初心者かつ麻雀オタク」もいるんじゃない?って。

初心者は川村本には手を出すな、と書いたものの、私自身は初心者のころ、六分儀ゲンドウさんの「初中級者のための麻雀何切る問題集」という、題名のわりにとてもとても初中級者向けではないブログを、目をキラキラさせながら読んでいた。なんだか良くわかんないけど、マニアックでおもしれえ!!って。雀力が弱い状態でこのブログを読んで、タメになったのか、と言われるとよくわからんけど。

そう考えると、必ずしも四六時中麻雀を打っている人が「麻雀オタク」というわけではなくて、初心者でも「麻雀オタクとしての素養」があれば「麻雀オタク」になりえるんだよなあ、と思う。「初心者かつ麻雀オタク」が川村本を読んで強くなるかどうかはまた別問題だけど。
フリーで毎日打ちまくっているおっちゃんなんかは「麻雀大好き人間」かも知れないけども、「麻雀オタク」ではない。多分、川村本は最後まで読めない。途中でイヤになって放り出す。
私は麻雀始めたばかりの頃から今まで「麻雀オタク」なので、川村本は読める。もしかすると、10年後は読めなくなってるかもしれないけど。


話は全然変わるのだが、中学生の頃、同学年に「竹田」という人気者のオタクがいた。私の母校は幸いにして?スクールカースト的なものがあまりない環境だったので、オタクもイケメンも関係なく、面白いヤツは人気者だった。
竹田は早口のオタク。その独特のしゃべり口が面白く、結構みんなに慕われていた。

そんな竹田が、ある日めっちゃ早口でこんなことを言っていた。

「オレはさあ、マニアって言われるのはいいんだよアニメとかのマニアだから!でもさあオタクって言われんのはちょっとなんか違うわけよ!オタクって言うとなんか根暗な感じするじゃん!まあ根暗なんだけどさあww違うのよちょっと!」

その時は何言ってるのかよくわからんかったけど、今になるとなんとなく言ってたことがわかるような気もする。
XX年前のあの頃はまだ「オタク」って言葉にはトゲがあったわけだが(ハートがナイーブな中学生ならなおさら)、今は「オタク」って言葉もすり減ってきて、トゲがなくなってきている。今の中学生のオタクは、「オタク」って呼ばれたらどう感じるんだろう。もちろんキャラにもよるんだろうけど、昔よりは素直に受け入れやすくなってるのかなあ。竹田の言ってたセリフの感覚は、わかるのかなあ。

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【書評】川村本(麻雀勝ち組の鳴きテクニック) 内容はかなり濃密、麻雀オタク向けの一冊



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話題になっている「麻雀勝ち組の鳴きテクニック」(通称「川村本」)を読んでみた。

内容としてはかなりマニアックな部分が多いため、麻雀初めて間もない人には全くオススメできない(間違いなく読み込めない)が、我々のような「麻雀オタク」が読むにはうってつけの本。リアル麻雀がベースとなっているようだが、内容はものすごーく緻密。微差を究極まで突き詰めてやろうじゃねーか、というような部分が多い。

全190ページ。「鳴きテクニック」という題だが、鳴く鳴かないとか手組みの話が7割くらい、他家コントロール的な話が2割くらい、その他が1割くらい。
また紙面の至るところに「ミニ戦術コラム」がちりばめられており(数にして50個くらい)、内容は相当凝縮されている。そのどれもがかなりマニアックなものなので、相当麻雀を打ち込んできた人でも「新しい発見」は何個もあるはず。

出てくる牌姿がとにかく汚い

この本の第一章は「最速テクニック」。そのほとんどが「アガリトップのオーラスで何切る・何鳴く」という問題だ。

ここでは、出てくる牌姿がとにかく汚いw最初のページこそ、

こんなキレイな形の問題だが、ちょっとページをめくるとすぐ

こんなのばっかり出てくる。汚っw
ただ、こういう状況って、麻雀打ってたら死ぬほど遭遇するじゃないですか。オーラス微差の局面で、超汚い配牌来て、ゲンナリしながらベタオリする局。そこで差をつけようってんだから、実戦的だなあ、と思う。
例えばオーラスに↑の配牌100回来て1回アガれる人と、2回アガれる人では、着順にダイレクトに差が出てくるわけでしょ。まあ100回もこんな配牌やりたくないけどな。地和こい。

アガリトップ。こっからは6p,3s,5s,6sはポンチー。ふむ、実戦的で超汚い!

面白かった・気になったところ

個人的に一番面白かったのはこれ。

今回はアガリトップではなく東1局。3巡目、1p2枚飛びのところ。上家が1pを切ってきたときと4pを切ってきたとき、それぞれどうする?
答えは「4pはスルーするけど、1pはチー」。上家が4p切ってきた時はどうせ後で1pも鳴けるけど、1p切ってきたときは4pが打たれる保障はない、って。ほーー。確かになあ。「4pから鳴きたい!」としか考えたことなかったなあ。

「ブラフ」についても一章使って書いてある。正直な感想、やめてくれよ、って思ったw
これもzeRoさんの影響なのかも知れないけど、最近なんとなく鳳南で「ブラフ」が増えた気がする。ブラフ、決まると気持ち良いけど、やられる側になるとめちゃめちゃうざいんだよなw全員ノーテンで流局でもした日には、パソコンのモニター越しに相手のドヤ顔が浮かんでくるからすげー腹立つもん。頼むから流行らないで欲しい。これは有利不利とかの話じゃなくて感情的な部分でw

あとはコラムがかなり面白かった。「若者との大三元対決」は、挙動でデジタル君から大三元を討ち取って、挙動でデジタル君の大三元を看破した話。リアル麻雀の特有の話で、下手な麻雀漫画よりもよっぽど面白い。

まとめ

・麻雀オタクなら間違いなく買い。
・ちょっと変り種を読みたいなら買い。
・初心者は手を出しちゃいけない。わけわかんないことになる。

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