天鳳強者研究49:水希♪さん(前編) 最速で満貫テンパイをとりに行く「最速最強」麻雀【過去掲載分】




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今回の強者研究は、「水希♪」さん。現在は引退しているようだが、かつて素晴らしい成績で十段を維持し続け、一世を風靡した打ち手。
元々の私の勝手なイメージでは、「デジタルを突き詰めた打ち筋」と言う印象だった。実際に牌譜を見てみると、少し違った。「満貫」をベースにして、満貫までの最短距離を進んでいくような印象。三色に決め打ちしてみたり、ドラ単騎構想で絵合わせしてみたり、バリエーション豊富で面白い。

1
東1局、手バラにつきオリの局面。

2
いきなり度肝を抜かれる。これは新しい。凡庸なら東や南を切るところだが、2巡凌げる1mを選択。

1mが字牌に比べて放銃率が高いのは両面に当たるパターンがあるからだが、情報のないこの4巡目リーチならば233mと持っていた時のみで、1mが両面で刺さることもそれほど多いわけではない。それならば字牌よりも放銃打点が低い1mで2巡凌ごうというわけだろう。もちろん1mの方が放銃率が高いことは間違いないが、それほど変わらないという判断だろう。ふーむ、これは面白いな。オリの手順もここまで進歩してるのか。

3
今7mを仕掛けたところ。不安定な仕掛けで、仕掛けて字切りやスルーという選択肢もあるだろう。

仕掛けないよりは仕掛けたほうがマシ、そしてブクブクにするよりは8s切ってマイルドな感じで進めたいということだろう。なるへそ。小林剛プロの仕掛けに似てる。

5
これはチャンタ(純チャン)三色への決め打ち。バラバラ手で、おぼろげに大物手が見えるような場合には、手なりで進めずに構想を持って進める。

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6
打牌候補は1p4p5pの3つ。一つずつ検討してみよう。

まず5p切りは縦引きのテンパイで赤が出て行くので明確に誤打。
次に1p切りと4p切りの比較。ドラが2pなのでイーペーコーを見る必要はないが、1p切ると2pツモで9sトイツ落としの手順があるため、牌理上は1p切り>4p切りとなる。ただ4p切りは、すぐに14s引きでテンパイした時、45pと並べることで36p受けを嫌ったように見えるリーチが打てるというメリットがある。

7
オーラスの3着目。7m引き、7mチーでの両面テンパイを逃すというデメリットはあるが、これだけ手材料が整っているのであれば満貫を作って2着に上がりたい。この局面ならばトップ目の上家からのアシストも期待できることもあって、6m切りを選択。取れそうなポイントは取り逃さない。

8
最短満貫打法。4sがドラだからネックになる?知らん知らん!どーせ1s引いたって安手なんだし、一直線にゴー!!って感じ。

9
最短満貫打法②。これも発ポンして打4m。マンズの横伸び?知らん知らん。これはもう中単騎の満貫だから!!

10
これは面白い一打。下三人が競っていることもあり、自信のないリーチはあまり打ちたくないところ。5mが2枚見えているため、4m先切りでカン7mリーチの布石にしつつ、ソーズの横伸びを期待する。

11
目論見通りソーズの両面テンパイ。これならリーチにいける。うまいなあ。

12
発が重なり、チートイのシャンテン。ソーズのホンイツも見えるところだが、ここは何を切る?

13
水希さんの答えはなんと3m切り。これはとても面白い一打。

マンズで面子が出来てもあまりうまみはない。それならば、3m切りで5m重なりのリーチを見るとともに、南が重なったら赤5m切ってリーチという構想だろう。3m赤5mと切っての1m単騎はそこそこいやらしい待ちだ。5mが赤なので、見え方として微妙っちゃ微妙だが・・・。

 

後編に続く!!

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