天鳳強者研究51:切り札さん(元九段)地味な正着打を外さない隙なし雀士【過去掲載分】



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今回の特集は、最高九段の「切り札」さん。
最近はあまり天鳳やっていないようだが、強いので取り上げます。
この人は、あまり派手な事はしない。地味な正着打を繰り返していくタイプ。ただ、この人は本当に間違わない。
例えば「川村本」って、「地味だけどなかなか思い浮かばない正着打」がいっぱい詰まってるじゃないですか。この人の強さは、そういうのを外さないところ。要は、変な失着打は打たないのに、変に見える正着打はバシバシ打つんですよ。つまりこの人に勝てるわけないんですよ!もうちょいミスってよ!!

1_R
トイトイのテンパイ。単騎選択の際、赤単騎というのはなかなか抵抗があるもの。しかし単純にアガれれば打点2倍というのは大きい。自分の河があまりタンヤオっぽくないため、生牌の東単騎も割とケアされる待ちだ。

3_R
ドラドラの手牌。ここは8pポンから発進。受け入れ枚数は大きく増え、またドラ受けが残るため打点減少幅もあまり大きくない。これに反応できるのはさすが。

4_R
すぐに5800テンパイ。ここで5800出アガリなり、2000オールの加点が出来れば、トップ率、連帯率がかなり上がりそうなところ。

5_R
こちらも仕掛けてドラ単騎。ドラの9mは2枚飛び。ラス9mは全員がツモ切りそうだが、残り一枚しかないことに変わりはない。

6_R
そこに親リーがかかる。しんどい!!

7_R
というわけで、宣言牌の6sをチーしての6s単騎。9mはドラとはいえ大体通る牌、かといって親リーがかかれば周りはそうそう切る牌でもない。そんな状況であれば、苦しい待ちで押し続けるよりもサッとアガれそうな単騎に受ける。9m単騎に受けて危険牌を持ってきたら危険牌単騎にする、というやり方もあるが、それよりはチーして良単騎にした方がいいだろう。

8_R
この1pはチーしてホンイツに向かっても面白いところ。だが1pチー、南ポンと仕掛けた6p発のシャンポンになったところで、さほど和了率が上がっているとは言えない。面前リーチと自然に染まりきる手順を見てスルー。6pのポンからなら入るんじゃないだろうか。

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10_R
第一打で4枚持ちの1m切り。点棒状況的にアンカンはあまり魅力的でなく、1mを切っても23mは受けられる。カンの事は考えず、単純な牌効率で1m切り。

11_R
この6mチーもなかなか反応しづらいところじゃないだろうか。が、チーして残るカン6mは、上家がツモったらもう一度切られる牌だ。苦しい形を捌き、イーシャンテンに受けるチー。

12_R
そしてテンパイ。巡目も深く、ドラも見えておらず、4pはかなり危険に見える牌だが、親の両面テンパイでそうそうオリていられない。まっすぐツモ切り。

13_R
そして2900のアガリ。地味ながらこれはとっても大きい!!鋭いぜ~~

19_R
オーラス、3着とは8400差、トップと9300点差。どちらも満ツモ条件のところだ。チーテンに取れる4pが出てきたが?

20_R
これはスルーしてズバシッと5mを引いてリーチ!!

自分の目の前には満ツモのイーシャンテンの手があるが、3着目に条件の満たせる手が入っているとは限らない。チーテン取れば100%アガれる、というのなら取った方がいいかも知れないが、アガリ率がちょろっと上がるくらいであれば、スルーして満貫ツモの可能性を追うのが良いだろう。

-21_R
・・・と、話はこれで終わらない。平場なら平和にする7s切りリーチだが、今回に限っては6s切りリーチだ。

ツモれば無条件トップ、出アガリなら12000になる場合のみ。平和が付けば出て裏裏条件、平和が付かないと裏3条件だが、平和にする場合は7sが一枚だけになるので、結局6mか5sが裏ドラになる時しか条件を満たせない。それよりは5sアンカンをできる可能性を残すことで、ツモ回数が増えたり、新ドラが乗って出アガリでもハネマン、という可能性を高めに行く。川村本に出てきそうな、論理的6s切りリーチ。んー、なんというか全てが完璧やないかい!

23_R
これは当然チーだけど、

24_R
むろんカン5pでチーですよねー。何も考えていないと両面でチーしてカン3pを残してしまうが、場況上、カン3pカン8pの待ちの良さは段違いだ。

25_R
オーラスの2着目。生き急ぐならカン8sリーチだが、リーチすると上家の足を止めてしまい、逆に親はほぼゼンツ。逆に親リーが来たとしても4000オールではまくられず、ラス目が放銃して着順変わらずで終わる可能性も高い。アガリ逃したところで大して痛くなく、逆にリーチして隙を作る方がリスクが大きいと見てダマだ!

・・・言うは易し、行うは難し。

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