天鳳強者研究35:ウルトラ立直さん(天鳳位) パンダと思わせといて黒いデジタル!!【過去掲載分】




麻雀ランキング

広告


31人目の強者研究は、天鳳位のウルトラ立直さん。

この人は、「局面のコントロール」に長けている印象がある。自分がアガれない手のときに、いかに自分に有利な展開を呼び込むか、というのは(完全順位制の天鳳では特に)重要なところだ。常に自分が少しでも有利になるにはどうしたらいいかというのを考えながら、丁寧に打っている印象がある。石橋プロのキャッチフレーズとして「黒いデジタル」というのがあるが、結構そんな感じだ。
ちなみに、天鳳位になった後もずっと天鳳を打ち続けており、ずっと2300近いレートを維持し続けている。

広告


まずはこの局面。
オーラス、今ラス目の親リーチを受けたところ。これをツモられると一気にピンチが訪れるところ。なんとかしたいが、この手ではちょっとどうしようもできなさそうだ・・・。

そこへ出てきた7pをポンだ。7pのノーチャンスを全員に見せることで、両脇2人が安全牌に窮しにくく、オリやすい状況を作り出す。単なる一発消しではない。一発消しなら、宣言牌の5mをポンするはずだからだ。

今自分ができるベストな選択は、「他家のオリ打ちの可能性を減らすこと」。自分の手ではどうにもならない状況でも、なるべく良い展開になるよう局面をコントロールする。素晴らしいポンだ。

南3局、下家は面前だが明らかなホンイツ模様。ラス目の親には一牌も下ろさない。

オーラス、トップ目で形式テンパイを入れているところ。どこからもリーチ・仕掛けは入っていないが・・・。

ここは安全牌の東のトイツ落とし。形式テンパイの価値が高くなく、このド終盤であれば2着目・3着目にダマテンが入っていてもおかしくない。赤が一枚も見えておらず、高いダマテンに飛び込めばサラッと2着落ちだ。終盤までどこにも動きがないというのも、それはそれで怖いもの。丁寧。

実際に、親は役なしながらもテンパイしていた。

2件リーチを受けている局面。親でテンパイだが、1pが4枚切れではさすがに厳しいとみてダマテンにした。完全安牌もなく、ここから先は難しい選択が続くことになりそう。

ワンチャンスの9mは押し・・・

通りそうな7sも押して残りツモ番一回。

さすがにここでオリを選択。ファジーで難しい選択肢に身をゆだね、行き過ぎず、守り過ぎない。

2mはポンした。巡目も深まりつつあるところで、(タンヤオの)シャンテン数変わらずの不安定な形が残るとはいえ、ドラ3なら鳴いた方が良いか?

広告


ラス目の親番で、供託もあるためアガリがかなり偉い局面。だが7mはスルー。全員遅そうな捨て牌のため、もうちょびっとだけスルーする猶予があるとみた。場をきちんと見定め、チャンスは逃さない。何も早くアガることだけが「速度を合わせる」ということではない。

1巡目1sポンから、即座にカン。形はまとまっていないが、ラス目ならなるべく暴れ散らかす。「オレは今から散らかすぞ」と他家に宣言する加カン。

字牌よりも7や8を残す。7の有効牌は8と9だが、中の有効牌は中だけ。中ポンの1ハンは、純チャンになる1ハンとイーブンだ。

東1局、南家がドラの西をカン。この瞬間にこの局のテーマが決定。

テーマは「配牌オリ」だ。こんな手では戦いようがないので、安全牌を溜め込んで・・・

2s、5pと合わせ打ち開始。イーペーコーや中暗刻などで役が付いているダマテンまでケアする。どうせアガれないのだから、やるならここまで徹底した方がいいだろう。


ウルトラ立直さんの牌譜は、工夫があって見ていて面白かった。これからも、たくさんの良牌譜を残して欲しい。

牌譜:
http://tenhou.net/0/?log=2017110822gm-00a9-0000-7d0ddbb4 3位
http://tenhou.net/0/?log=2017110821gm-00a9-0000-1751ec6a 1位
http://tenhou.net/0/?log=2017110521gm-00a9-0000-fce65e03 3位
http://tenhou.net/0/?log=2017110311gm-00a9-0000-45d9a182 3位
http://tenhou.net/0/?log=2017100814gm-00a9-0000-b9f83522 4位
http://tenhou.net/0/?log=2017100421gm-00a9-0000-2a814973 2位
http://tenhou.net/0/?log=2017100120gm-00a9-0000-d15ed177 1位

↓役立ったらクリック!!

麻雀ランキング

広告



関連記事


天鳳強者研究35:ウルトラ立直さん(天鳳位) パンダと思わせといて黒いデジタル!!【過去掲載分】」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 天鳳位の一覧と打ち筋の特徴、珠玉の一打をまとめてみました | 鳳南研究所(天鳳ブログ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。