【天鳳戦術】関西サンマに学ぶ「めくり合い」【過去掲載分】




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麻雀において避けては通れないのが「めくり合い」だ。

相手がテンパイしているが、自分も十分形のテンパイ。勝負になる手なら、めくり合い勝負を挑むしかない。

一つ一つのめくり合いの結果は、最終着順に大きな影響を与える。そりゃそうだ、アガって+8000点と放銃して-8000点じゃ大違い。上手く打ってテンパってしまったがゆえに失点することがあるのが、麻雀の面白いところだとも言えるし、クソゲーたる所以であるとも言える。

ところで・・・めくり合いの勝率を上げるために有効なのは、何も「強い待ちでめくり合う」だけではない。

「関西サンマ」にめくり合いを学ぶ

「関西サンマ」を打ったことがあるだろうか。私はちょびっとだけある。具体的に言うと、半荘数にして2,30本くらいだ。

サンマのルールは多種多様なようだが、関西サンマといえば「5が全部赤」「花牌が入っている」というのが特徴の一つじゃないだろうか。

この特徴のおかげで、関西サンマは相当なインフレゲーになっている。平均打点は跳満くらい(多分)で、満貫に届かないアガリの方が少ないくらいだ。

この関西サンマ、強い人に言わせると「リーチをいっぱい打つと負ける」ゲームらしい。

平均打点が高すぎるのでリーチの打点上昇なんて屁みたいなもんだし、リーチの抑止力もとっても弱く、特に親なんてほとんどリーチにオリない。例えば、このルールの跳満ツモは4000-7000となり、ツモられでの7000点は、満貫放銃の8000点と大差ないからだ。そうなると、めくり合いをする回数がヨンマよりも格段に増える。

そして、自分が門前役アリテンパイでリーチとめくりあう時も、「ダマプッシュ」が基本となるようだ。

例えばこんな捨て牌のリーチを受けて↓

自分の手がこの手↓

これでめくり合う時、4sツモは1s切り、5s(赤)ツモは8s切り、5p(赤)ツモは8p切り・・・と、危険牌をスライドで吸収しつつ、安全な牌を切っていけるのが大きいらしい。サンマは牌の種類が少ない分、リーチの打点上昇効果よりもこの「スライドできる」というのが大きく、ダマが有利になりやすいらしいのだ。

仕掛けた手はめくり合いに強い

これは別にヨンマだって同じことだ。

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「リーチ手 VS 鳴き手・ダマ のめくり合いなら、鳴き手・ダマの方が有利」

これはほとんどの局面で当てはまるだろう。

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例えばこのめくり合い。捨て牌が強すぎるためスライドできる牌も少ないが、4pツモっての1p切りや、5mツモって6m切りリーチが出来る分、ダマでのめくり合いの方が強いのは間違いない。この後3mや6mが通ったら、6mツモって3m切り(またはその逆)なんかもできるようになる。

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また、ヤバイ牌を持ってきたらオリに回れる、というのも、めくり合いにおいては相当重要なことだ。これはウルトラ立直さん(@robopanda03gou)の牌譜。9m、7sまで押して、この7mでストップした。ダマテンにしたことでここでストップできるかどうかは、最終順位に非常に大きな影響を与えるはずだ。こんな7m大体どっちかに刺さるわけだしw

ラス回避に重点を置く打ち手の中には、この「選択が利く」という点を重視して、安定感のある仕掛けを多用するタイプが多い。「円」さん、天鼓さん (@getawonarashite)、太くないおさんなどが代表的だ。

また、同じく「選択が利く」という点を重視してダマテンを多用する人と言えば夕凪さん(@bokuhaizin)だ。夕凪さんは本当にほとんどリーチをかけない。リーチがかかってもダマプッシュして、ヤバイ牌を引いたらオリる、という場面が非常に多い。その精度が高いため、2000戦以上のランキングではダントツ1位のラス率「0.203」だ。

そういえば、鳳東のレジェンド「ドームの職人」さんも、昔「リーチとかいう役がなければ、俺が負けることなんてないのに・・・」とつぶやいていた。それだけ対応力に自信があるということだろう。

ラス率が高くてお悩みの方は、「仕掛けやダマテンはめくり合いに強い」ということを意識して打ってみると、もしかすると改善の糸口になるかも知れない。

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