【天鳳戦術】トップ率が高い人、2着率が高い人の麻雀【過去掲載分】



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天鳳のポイント配分が特殊なのは今さら語るまでもないが、それは何もラスのマイナスがめちゃくちゃデカイ、というだけではない。2着のポイントがトップの半分、というのも特徴的だ。

例えば一般的な東南戦のフリールールの場合、ウマは1-2や1-3というのが多い。ウマ1-3であれば、トップ→2着のポイント差は40ポイント、2着→3着、3着→4着のポイント差は各20ポイント。3、4を引かずに2着キープするのも当然大切だが、やはりトップのポイントが大きいため、トップが取れる可能性を積極的に追うことが正着になりやすい。「フリールールはトップ取らなきゃ意味ない!」と言う人までいる(これはちょっと言いすぎだと思うが)。2着はほとんどプラマイゼロになるので、トップを取らないと大きく浮かない。

対して天鳳では、トップ→2着と2着→3着のポイント差がどちらも45ptだ。これによって、2着が多い打ち手というのも輝けるフィールドである。

取れるところを確実に取っていく「2着型」と、トップをもぎ取る「トップ型」。天鳳にはどちらもいるが、どちらがいいというわけではない。ただ、トップ率と2着率が極端に違う打ち手の場合、トップに固執するばかりに取れる2着を取り逃して3着を引いていたり、逆に2着に固執してトップを取り逃している可能性がある。互いに互いの良いところを吸収することで、成績の向上につながる可能性は大いにある。

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トップ型と2着型の分岐点

点棒を持ってからどこまでリスクを背負って押すか、これがトップ率、2着率にダイレクトに関わってくる部分じゃないだろうか。トップ率が高い打ち手は、トップ目に立ってからも他家のアガリを潰したり、決定打を打つために押す局面が多く、2着率の高い打ち手は、トップ目に立った後はなるべく無理をせず、最低でも連帯は確保しよう!というのが多いように思える。これは別にどちらが良いとかって問題ではない。
例えば下の画像のリーチ判断なんかは、トップ型と2着型を分ける境界線に近いと思う。

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2着率の高いとある強者の一場面を切り取ったもの。南1局のトップ目、2着目のリーチを受けて、現張りテンパイをダマテンにした。
リーチをかけてアガれば、この半荘トップの決定打となる可能性は高い。現張りとはいえ現物が多く、6sがすんなり出てくるとは限らないため、リーチをかけるという選択肢もある。ただリーチをすれば和了率ダウンは間違いなく、放銃率も上がるため、3着まで転落する可能性も上がるだろう。

この局面は、トップ取りと2着取りの境界線という感じがする。これをリーチするのがトップ取りの打ち手で、ダマにするのが2着取りの打ち手。この選択は結構微妙なところで、リーチ、ダマ、どちらもあるだろう。ただ、考え方の問題だ。ダマにするのはトップ目から失点を抑えるやり方で、リーチを打つのは決定打を打ちにいくやり方。連帯を取りやすいのはダマで、トップを取りやすいのはリーチだろう。トップ率偏重の打ち手はダマの選択肢を、2着率偏重の打ち手はリーチの選択肢を考えることで、成績向上につながるかも知れない。

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独歩さんのこのリーチなんかもそうだろう。曲げるとトップ率はまあまあ上がり、2着率は少し下がる印象。ラス目リーチにドラ表カン2pでぶつけるのはイヤなものだが、競っている2着目を突き放せるのは大きく、リーチ優位になるんじゃないだろうか。

平場の打点・スピードバランスも影響する

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また、こういったチーテンをどのくらいの順目から取るかというのもトップ率、2着率に大きく関わってくる。これをギリギリまでスルーすると、トップ率は上がって2着率は下がるだろう。これは局収支とかとは微妙に違った話。局収支=着順期待値とは限らない。打点の高い手をアガる回数は、トップ率に大きく影響するのだ(参考記事:天鳳の東南戦でトップ率を上げるための3つの心構え)。

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