絶対に落とせない親番での打牌【過去掲載分】




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麻雀を打っていると、「絶対に落とせない親番」「絶対にアガらなければいけない局面」というのが必ず出てくる。「南場での、大きく沈んだラス目の親番」なんていうのが代表的だ。例えばこんな感じの点棒状況↓

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現状3着と17300点差のダンラス目。大ピンチである。この親番で差を詰めることができなければ、98%くらいラス。これは「絶対に落とせない親番」と言って良いだろう。逆に親満一回アガることができれば、まだまだ勝機はある。
天鳳の場合、こういった局面は上家も下家も全速力で局を消化しにくるため、非常にやりづらい。つらい。

さて、こんな死ぬ気の親番で、どうやってアガリに向かうか、というのが今回のテーマ。

 連荘に賭けるのか、高打点に賭けるのか

7スルー
天鳳名人戦・小林プロの牌譜より。絶対に落とせないオーラスの親だ。役牌の南が出てきたところ、普段の小林プロならすかさずポンするところだが・・・。小林プロはこれをスルーした。

8
そして深い巡目で面前リーチ。これだ。

ダンラスの親だからと言って、猛連荘に期待するのはあまり得策ではない。もちろん連荘はしたいのだが、ただ2900をアガって次局に進んだところで、もう一回連荘できる可能性は、単純確率で1/4しかないわけだ。5本場、6本場まで連荘して逆転—というのは夢物語に近く、それよりは、少し無理してでも高打点をアガり、満ツモ2回でまくる、という方がまだ現実的だろう。もちろん、最初の牌姿が面前テンパイが絶望的な形であれば、南ポンして連荘に賭けるしかないのだが・・・。

 相手の攻めを完全に無視する局面

15
まずはこんな局面。3着目と約2万点離れており、この親番を落とすとラス回避が現実的ではなくなってくる。早くもリーチが入っている局面だが?

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当然のことながら、こういう局面では安全牌の9mを切っている場合ではない。ド危険牌の4sから切って、完全イーシャンテンに。当然の事のように思えるが、手癖で切ってしまう打ち手というのも見かける。ここから9mを切ってテンパり損なうと、その日はしばらく寝られなくなっちまうぞ!!

 

放銃したらアガれない

もちろん、だからと言って、ひたすらテンパイ速度を上げれば良いというものではない。「放銃したらアガれない」ということも忘れてはいけない。

例えば、絶対に落とせない親番で、こんな牌姿の6巡目。大チャンス手だが、いかんせん速度が遅い。これで例えばトイメンがソーズの染め手をやっているような状況であれば、5sの先切りも考えなくてはならない。将来的に危険度がえらいことになる(と予想される)牌がある場合、テンパイ時までその牌を引っ張ってしまうと、逆に和了率が下がってしまう可能性があるわけだ。極端な話、満貫出アガリ条件で、

こんな裸単騎仕掛けをしている他家がいたら、ドラの西を切ったらほぼ100%刺さるわけじゃないですか。だから、自分が100メンチャンでテンパイしようと、テンパイ打牌が西になってしまうとアガリ率がほぼゼロになるわけだ。この仕掛けがサンカンツバックだったら笑うけど。

「自分の和了率をできるだけ高める」ということと、「ひたすらブクブクに構える」、ということはニアリーイコールでありながら、そうではない場面も多くある。

同じく絶対に落とせない親番で、こんなテンパイ。もちろん全押しだが、例えば13巡目、全員が仕掛けており、36p切ったら8割方誰かしらに刺さるだろ!なんて時は、マンズを外す選択肢だってある。放銃したらアガれないのだ。自分がアガるために、一歩引く、という選択肢は忘れてはならない。

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