天鳳強者研究33:銀色いがぐりさん(十段) 華麗な鳴きと押しが光る十段! 後編



「桃栗三年柿八年」ということわざがある。
何事も、成就するまでには時間がかかりますよ、という意味合いのことわざ。「石の上にも三年」と似たような言葉だ。しかし銀色いがぐりさんの場合、鳳南に参入してわずか一年ほどで十段まで上り詰めた。栗三年理論でいくと、天鳳位になるまではあと二年かかる計算だが、果たして・・・。

・・・ちなみに、「桃栗三年柿八年」には続きがあり、「女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生」というものだそうだ。天鳳界隈の皆様、気をつけましょう。

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押し返しの強さ

リーのみになる可能性も大いにあるが、ここはまだまだプッシュ。親番なら負けていられない。

3着目と2100点差のラス目。トップ目のリーチがかかっている局面。自分は愚形残りで、振ればトビ終了もある局面だが・・・

こっからオリてられるか!と片筋の4mを強打(推測)!筋が残りすぎているため、このくらいではまだまだオリず、自分の加点を目指す。

純チャンドラ1のイーシャンテン。早いリーチとはいえ、自分も愚形確定の手牌。

しかしゴリゴリいく。俺はただの栗じゃねえ!銀色いがぐりだ!!

更にゴリゴリいく。親番の時は特に強く前に出る。

こちらはラス争い中の南3局。ここも勝負所と見て腹をくくる。両無筋?そんなの関係ねえ!

そしてゴリっとツモアガリ。めちゃくちゃ大きいアガリを拾う。

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その他もろもろ

リーチが入っている局面。カン2sでチーして、5mと4sのくっつきに受ける手もあるが、ここはスルー。放銃もかなり痛い局面、テンパイしたとしても簡単には前に出られない。未来のない、無駄チーはしない。

4sが重なった!今度はチーだ。北、1sと切って安全にテンパイを取れる未来が残っている。3900のアガリはめちゃめちゃ大きいため、取れるものは取りにいく。

結果的に安全牌がなく2m勝負となっているが、両面テンパイなら十分見合うだろう。

お楽しみ牌を持ってきたところ。他家からのリーチも怖い巡目だが、お楽しみ(カン)する?

ゆうべはおたのしみでしたねっ!!カン!!

ワオ!リンシャンから新ドラの2sを引いて、一気にマンガンになりました。

12月に発売された「雀ゴロK本3」によれば、リーチを受けている局面、自分が愚形テンパイであっても、大体の局面で字牌の加カンはすべきだそうだ。誰かが確定で面前テンパイを入れているときですら加カンなので、誰も確定テンパイがいないなら当然の加カンだ。「加カンはめちゃめちゃ強い」というのは、現代の新セオリーになりつつある。

ここは面白い。イーシャンテンだが、西のシャンポンよりもドラのペンチャンを重視して西のトイツ落とし。なかなか見られない選択じゃないだろうか?テンパイ時のアガリやすさよりも打点を重視する。

先切りも駆使する。ほぼ形は決まっており、あとはドラを使い切れれば嬉しいところ。全員に危険な6pは先に処理し、安全に前に出られる体制を作っておく。

ここも難しいところ。西家にカンが入っているところ。47mが薄いため、ドラを切る可能性の残る3m切りもあるが・・・

ここは4s切りでマンズの二度受けの方へ受ける。鳴いても満貫が確定することに加え、大きいのは西家の存在だ。
カンしている西家がこの後リーチと来た時には、147mがボロボロと河に放たれる展開が簡単に予測できる(もちろん西家が既にテンパイしている可能性もあるが)。2mについても、安全度が高い上、簡単にポンできそうだ。仮にドラが3pだったとしても、この4s切りがベストチョイスなんじゃないだろうか。どうだろうか。

これも6pの先切り。2pは上家以外には安全じゃないとはいえ、テンパイ時に出て行くのが両無筋と片無筋では安全度が違う。さらに言えば下家の手は遅そうで、どちらかといえば上家と対面を重点的にケアしたいところ。2pの安全度を買った。


それにしても、一年で十段ってものすごいペース。銀色いがぐりさん、今後もご活躍を期待しています。

 

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