天鳳強者研究33:銀色いがぐりさん(十段) 華麗な鳴きと押しが光る十段! 前編



36人目の強者研究は、銀色いがぐりさん。最近十段になった方だ。なんでもフリー雀荘通いを十数年に渡り続けていたようで・・・

いやほんとに。これだけ長く成績つけるのすごいですわw

そんな銀色いがぐりさんの麻雀。いがぐりというだけあってトゲトゲしており、かなり押しが強いタイプだ。ちょっとやそっとじゃオリずにアガリに向かい、身にまとったトゲを相手に突き刺して倒す。そんな感じの力強い麻雀。

また、仕掛けが非常にシャープ。決して鳴き散らかすわけではないのだが、ああ、なるほどそれ鳴くのね、と、思わず納得させられてしまうものが多い。

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シャープな鳴き

ラス前。ここはチーしてテンパイを取るのだが・・・

待ち取りは高い方に受ける。3着目のため一局消化する価値も大きいが、この巡目ならばラス回避の決定打を打ちつつ、連帯も視野に入れたシャンポン受け。

ドラ3とはいえ、一見、ここから発進するのは不安定とも思えるが・・・・

上家が変則手となれば話は別。マンズ、ソーズは簡単にさばける。

とはいえ、ただチーボタンを押すだけではない。黒5sを晒す。なるべくケアされないよう、細心の注意を払って進行。能あるいがぐりはトゲを隠す。

上家が3副露し、終盤までもつれるも満貫のアガリ。

ラス前のトップ目。一局つぶしたいところだが、この1mからは仕掛けない。1pも2枚飛びだし、何よりペン7sテンパイになると不安定なまま局面を長引かせることにつながりかねない。何でも鳴けば良いわけではない。

こっちからならチー、打6mで自然に捌きにいける。

東一局。白や発を切りながらテンパイに持ち込みたいところ、この6pチーから入った。
前順8mを切っていることからもわかる通り、かなりダマテンを気にしながら進行している。特にここで6pを切ってきた上家はかなり河が濃く、今4pが通ったとはいえ安易に合わせていられない。4pを使い切りながらケイテンに向かうチー。

結果論を言えば全員イーシャンテンだった。とはいえ、あくまでも自分の手との比較。こんなボロボロの手で、こんな濃い河3人を相手にダマテンに刺さるのは、事故とは呼べない。

そんなこんなでなんとかテンパイにたどり着く。汚いテンパイ形だけど美しいぜ~~!

親は白ポン打中、8sポン打6s。
親の仕掛けに対し、後手を踏んでいる局面。これをポン。この後の動き方がかなり難しくなりそうだが、うまく立ち回れる自信があるならばこその仕掛けだろう。

東を切ってきていた上家からもリーチが入る。こうなれば仕掛けるしかない。

両面に振り変わったが、窮地に追い込まれたとも言える4s引き。1sは、上家のリーチにも親の仕掛けにも相当危険なところだ。

こうなればやむかた無し。3mを切って回る。格好は良くないが、格好を気にしている場合ではない。「でも3mも下家に危なくない?」と思ったが、

実は下家はここからずっとツモ切り。3mは通っている。よく見えている。

 

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手組み・リーチ判断

イッツーっぽい手。1pより先に発をリリースし・・・

12pよりも先にドラの南をリリース。
もうこの手はイッツーにするということにして、いらない字はさっさと切ってなるべく鳴かれる可能性を減らしながら進行する。

西家の上家が西をカンしたらモロ乗りしちゃいましたの局面。高目タンピン三色。オリたくはないが、ダマにしていても47sは中々拾えなさそうだ。銀色いがぐりさんの選択は・・・

ダマ。

天鳳だと、ハイリスクハイリターンな選択は取りづらいのは当然。特にこの場合だと、東3局とはいえまあまあ点差のあるラス目が相手だ。止めるべき牌もそこそこ限られているため、愚形に近いこんな47sではさすがにダマか。

対面にもドラポンが入り、ここでさすがにギブアップ。

リーチを受け、押し返せる手牌ではないものの、安牌を切りながら粘っている局面。2sが浮いているところ、今2sが通った。

同じく安全牌の白を引いてきて・・・

安易に2sを合わせ打ちせず、白切り。2sを切ってしまうと、3sを引いた時に粘りが利かなくなってしまう。他家もオリているなら、安易な合わせ打ちは明確に損だ。


後編に続く!!

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