天鳳強者研究28:信濃の荒法師さん(十段)牌理と選択肢の多さが光る新十段!!




麻雀ランキング

今回紹介するのは、信濃の荒法師さん。先日十段になられた。ほぼ毎月100戦以上打っており、多い月だと300戦を越える鬼打ち勢。相当コアな天鳳好きだ。

この人の強みは、牌理の強さと引き出しの多さだ。特に引き出しの多さには驚かされる。思いっきり大物手を狙いに行くフルスイングを見せたかと思えば、次の局には猪突猛進のチーをかましたりする。基本的にはガードが固い印象。

広告


望外のツモ6pで、ピンズがゴチャっとしたところ。さてここで何を切る?

ピンズをこの形のまま残し、8pがポンできれば最強の5メンチャン。ピンズの形を活かし、マンズとソーズのどちらかを切ることもできるが、78p引きでフリテンになるのが少し寒いか。

信濃の荒法師さんの選択は打4p。牌理の強さを感じさせる一打。ピンズを切るならこれしかない。

うっかり手が伸びそうな8p切りはこの形。自分の河に9pがあるため、ソーズやマンズを縦引きすると、フリテンになってしまう。

7p切りだとこの形。これだと、マンズやソーズを持ってきてテンパイした後もう一枚ドラの5pを持って来たときに、振り替えができない。

信濃の荒法師さんの4p切り。これなら、マンズソーズの縦引きでもフリテンにならず、さらにもう一枚ドラを持ってきた時も、8pとの振り替えが効く。

地味ながら、素晴らしい一打だと思った。じっくり時間をかければ打てるかもしれないが、雀力がないと天鳳の時間内で切るのは難しい。

すぐにシャンポンでテンパイ。ここからドラの振り替えもできるし、フリテンにもなっていない。

これも光る一打。トップ目と13700点差の2着目、3着目、ラス目とは点差が離れているが、ドラを打ち出さず、薄い69sのターツを払っていく。
点棒状況的に、メンピンのリーチよりも、ちょっと高望みしてドラにくっつけてのリーチを打ちたいところだ。さらに、親がもう後がないラス目となれば、薄い69sではリーチを打ちづらい。それならば、できる限り打点がつけられる手になるよう、ここで7s切り。すずめクレイジーさんやはぐりん@さんなど、面前派の強者が打ちそうな一打だ。

リーチを受けている局面。2pはチーして手を進めて・・・

切るのはソーズだ。アガリやすいのは東のトイツ落としだが、安全度重視で54sのターツを払っていく。中筋の4sは通っていないが、リーチ前に2sや5sが切られていることから、東よりは大分通りやすいだろう。後手を踏んでいて、さらに自分の手も大したことがないのならば、リスクを最小限にしながら粘るのが基本だ。

西1局。切羽詰っている局面で、この3mチーから入る。

この4sはツモ切り。14m受けを残していると1mチーがしづらい・・・が、自分の河には中張牌が並び、もうバックはバレバレということで、西が先にポンできたときの待ちの強さを優先した。全員前のめりで来る局面、バレバレでも西を止めている余裕はなかなかない。

2m先切りからの4mチー。見るからにバックだがもうお構いなしで手を進める。

チートイツ。タンヤオチートイツや面子手での234の三色もあるが、ここはチートイツの待ちの強さを優先して北を残した。

4mは切るけど2mは引っ張って・・・

北単騎リーチが本線だが、2m単騎になってもリーチできる。早めに切っている4mの外側の2m単騎は悪い待ちではない。

広告


リードしており、冴えない手牌の時は鉄壁モードへ突入。

イッツーに決めるなら9p切り、手広く行くなら9s切りだが、1s切りを選択。28s先引きのイッツーを残しつつ、ピンズ引きのピンフリーチも逃さない。ピンズが伸びれば567の三色もある。

オーラス、3人競りの局面。即座にチーテンを入れる。

東一局、荒法師スペシャルが出た。カン7m固定しつつ、ドラの1mにくっつけるか、3pにくっつけての三色リーチの両方を見る。面白い。

イーシャンテンになってしばらく手牌が硬直。9sはツモ切り・・・と思うじゃないですか。

これは強い意志を持って空切り!!

78sを早めに切っている自分の河。ここで9sを手出しで打つと、他家からはかなり6sとのスライドに見える。このあとマンズが埋まってのリーチをかけた時、この手出しをきちんと見ている他家からは、36sがかなり通りそうな筋に見えるのだ。36sリーチなら45sが手の内にあるはずだが、9sがスライドであれば45789sから6を引いて9sを切ったことになるからだ。


「シンプルなワキガ」さんとか、「秋田のにんにく」さんとか、はたまた「OMANTA」さんとか、天鳳十段といえば臭そうな名前が多いことで有名だが、その中で「信濃の荒法師」である。かつてこんなにカッコイイ名前の十段がいただろうか。このまま天鳳位まで駆け上がり、段位と名前のダブル天鳳位として名を馳せていただきたいところだ。

↓役立ったらクリック!!

麻雀ランキング

広告



関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。