麻雀界の長老から聞いた、トッププロと天鳳トッププレイヤーの話




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「2000-3900」の話」で、一度だけ競技麻雀の大会に出たことがあると書いた。大会中幸運にも、麻雀を知っている人なら誰でも名前を知っている、麻雀界の長老的ポジションのプロ(以下「長老」)と同卓させていただく機会があった。

競技麻雀は、卓についてから半荘開始まで少し時間がある。全ての卓で同時に半荘開始するための時間調整だ。私が卓に着き会釈をすると、長老はニコッと微笑み会釈を返してくれた。
初心者の頃、私はこの人の本を読んで麻雀を勉強した。そんな人と同卓できるなんてなんたる幸運・・・。嬉しいながらも緊張の色が隠せない私。そんな私の様子を見て緊張を解こうとしたのか、長老が話しかけてきて下さった。
長老「君・・・若く見えるけどいくつだい?」
私「に、2X歳です」
長老「そうかい。ネット麻雀とか、やってたりするのかい?」

ネット麻雀という言葉が長老から発せられるとは思ってもいなかったので、少し言葉に詰まった。
私「え、ええ。多少はやったことありますよ」本当はどっぷりハマっているのに何故かよくわからない嘘をついてしまった。




「昔私がやっていた雀荘に、ずば抜けて強い2人の学生がいてねえ」

長老はそんな私をよそに話を続ける。

「2人して毎日勝ちまくってすぐ卓割っちゃうもんだから、私としては困ったものだったんだけどね(笑)2人のうちの1人が、ある日プロ試験を受けるって言い出したんだ。もう1人に、お前も一緒に受けないかって誘ったんだけど、おれはいいよって断ったらしい」
私「そうなんですね」

長老「それでね、試験受けた方は受かってプロになったんだけど、入ってしばらく結果が出なくてね。プロ試験を受けなかった方もプロになろうかちょっと迷ってたみたいなんだけど、苦戦してるのを見て、「あいつが勝てない世界なんてオレには無理だ」って言って、そのまま大学卒業してサラリーマンになったんだ」
私「なるほど」

長老「プロの方はそのあとしばらくしてタイトル取りまくって有名になったんだ。最高位戦の村上君って言うんだけどね。知ってる?」

私「はいもちろん!!村上プロ!!」

長老「プロにならなかった方はね・・・shoot39って名前で、ネット麻雀の世界ですごい成績を残してるらしいんだ

私「なんやてえええーーー(椅子から転げ落ちる)」

shoot39さん、天鳳の世界では知らない人のいないトッププレイヤーだ。そのshoot39さんが若かりし頃、村上プロとしのぎを削りあっていた。世が世なら、村上プロが天鳳のトッププレイヤーに、shoot39さんがトッププロとして活躍していた世界線もあったかも知れない。人に歴史ありとはまさにこのこと。
長老「2人とも、ものすごい才能の持ち主だったんだよねえ。2人がタイトル戦の決勝で戦ってる姿、ちょっと見てみたかったような気もするなあ・・・」

その後最高位戦で三冠王を獲得するなど活躍を続ける村上プロを、shoot39さんはどういう気持ちで見ていたんだろうか。オレの分も頑張れよ村上、と純粋に応援しながら見ていたのか、俺もプロになれば良かった、と思いながら見ていたのか・・・。

人生の分岐点は、どこにあるかわからない。もしこの時shoot39さんがプロに入っていたら、今頃麻雀界にshoot39旋風が巻き起こっていたかもしれない。麻雀にタラレバは禁物だって天牌に書いてあったけど、どうしてもタラレバを考えざるを得ない、麻雀界の長老のお話だった。ちなみにこの後長老にはボッコボコにやられました。

※大分昔の話なので、ところどころ記憶違いの可能性もあります。村上プロじゃなかった可能性すらあります。

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麻雀界の長老から聞いた、トッププロと天鳳トッププレイヤーの話」への2件のフィードバック

    1. つよし 投稿作成者

      コメントありがとうございます!もしかすると今の村上さんの立ち位置にshootさんがいたかも知れないと思うと、面白いですよね。

      返信

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