天鳳位の一覧と打ち筋の特徴、珠玉の一打をまとめてみました




麻雀ランキング

鳳南研究所では、天鳳位の牌譜も多く見てきた。
この記事では、天鳳の頂点である天鳳位達を紹介するとともに、それぞれの打ち筋と、凡人にはマネできない一打を放った場面をピックアップして紹介する。




ASAPIN(初代天鳳位)

言わずと知れた初代天鳳位。冷静な判断力と緻密なケイテン取りで他を圧倒。牌譜を見てみると、局の終盤までなんとか安全牌を切りながらケイテンを取れないか、必死に卓上の情報を集めて回っているのが見て取れる。
フーロ率が高く、遠い仕掛けも多用するが、圧倒的な守備力の高さを兼ね備えているためオリ打ちすることは少ない。全局なんとかしてアガリきってやろうという意思が感じられる。

サブアカウント:
トトリ先生19歳(11代目天鳳位)
藍川絆(鳳東九段)

著書および登場する本:
超精緻麻雀 -多角的思考による盤面把握
新次元麻雀 ~場況への実戦的対応とケイテンの極意
最強位・天鳳位・雀ゴロ 天才雀士3人に麻雀のことを聞いたらバカ勝ちできた。
ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100
天鳳 公式完全攻略読本

これはASAPINさんの牌譜から。この記事で取り上げた見事な食い変え。満貫テンパイから、この5mを456でチーして8m切り。8mの安全度と、上家のフーロ形から4mを持っていないことを読みきり、ペン4mへの受け替え。

見事に安全牌を切りながらアガリきった。

 


(≧▽≦)(2代目天鳳位)

初代に二週間遅れで天鳳位にたどり着いた二代目天鳳位、(≧▽≦)(マーク2)さん。「鳴いてオリる」「いかにも天鳳的」と評されることが多いが、その精度は群を抜いている。「アガリ率を極限まで上げ、放銃率を極限まで下げる」ということを突き詰めたような麻雀。

この7mをポンして打8m。タンヤオと南バックの天秤で手を進める。

8pをチーしてイーシャンテン。だがここは安牌の東を持ちながら、2枚切れカン4sの方に固定する。この捨て牌に8pを切ってきた親が張っていてもおかしくないと見て、親への安全牌を切っていく。

読みどおり親はテンパイしており、次巡ツモ切りリーチときた。場が良く見えており、守備意識の高さが伺える7s切り。素晴らしい。

 


独歩(3代目天鳳位)

独歩さん。天鳳でもリアルでも、同卓時の威圧感が半端ない。ベタオリはあまりせず、守備力を兼ね備えた手組みが得意なタイプ。後手を踏んでから粘ってアガリに行く能力は天鳳位の中でもトップクラス。この人にしかアガりきれない手順が散見される。

サブアカウント:
愚地☆とっぽ(鳳東九段)

著書および登場する本:
麻雀・鉄押しの条件 ―3人の天鳳位が出す究極の結論―
絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~
麻雀・序盤の鉄戦略 ―3人の天鳳位が出す究極の結論
ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100
天鳳 公式完全攻略読本

今期名人戦の第一節の牌譜より。秒速でツモ切ってしまいそうな9sだが、ここは先にペンチャンを払う8m切り。リードしている南3局で、なるべく好形を作りたいところ。ペン7mはいずれ払うのでソーズの形を強く持つ。9sを残すことで6789s引きの形の強さを買う、新種の5ブロック。アガリにこそつながらなかったが、良い一打だ。


すずめクレイジー(4代目天鳳位)

すずめクレイジーさん。天鳳では珍しい面前派の強者で、常に受けられる形を作りながら勝負どころとなればガリガリ押していく。面前守備型と称されることが多くその通りなのだが、実際には後手から粘ってのアガリも多い。ダマテンが多い。

著書および登場する本:
絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~
麻雀・序盤の鉄戦略 ―3人の天鳳位が出す究極の結論―
ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100
天鳳 公式完全攻略読本

親の太くないおさんの仕掛けに、ポンカスの南もあるが先に3pから。張ってないなら先にかぶせる!!

そしてドラ単騎をツモあがって2000-4000。すずめクレイジーさんらしい良いアガりだ。


太くないお(5代目天鳳位)

太くないおさん。デジタルの化身のような打ち筋。ASAPINさんと同様フーロ率が高く、鳴いてのアガリが多いが、守備力が高くオリ打ちが少ない。手牌はまっすぐアガリに向かって進めることが多く、愚形での即リーチの割合は天鳳位の中で一番高いんじゃないだろうか。

サブアカウント:
ステルスデブ(最高九段)、藤井聡太(七段)

著書および登場する本:
ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100
天鳳 公式完全攻略読本

これ以上ない絶好の9s単騎でテンパイ。リーチといきたくなるところだが、太くないおさんは一瞬の隙を見逃さなかった。

7sが3枚切られた瞬間の上家の前巡9s手出しは、トイツ落としの可能性が高いと見てダマテン。次巡2枚目の9sを捕らえた。お見事と言うほかないアガリ。





タケオしゃん(6代目天鳳位)

タケオしゃん。手牌はとても柔軟に育て、愚形でのリーチはあまりかけない。あまり奇をてらったことはせず、かなりスタンダードな打ち筋の強者だ。アイコンではなにやら物騒なものを色々持っているが、ナタを振り回すというよりも忍者に近い。こっそり忍び寄って、手裏剣とかで同卓者をやっつける。

サブアカウント:
カポネ団の兄貴(十段)

著書および登場する本:
ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100
天鳳 公式完全攻略読本

この1mをチーして打2s。どうせ47p頼りの手。打点を上げつつ、全員の安牌である1mを2枚手牌にキープする。できそうでできない、攻守兼用のナイスチーだ。


コーラ下さい(7代目天鳳位)

7代目、コーラ下さいさん。ラス回避をかなり強く意識しており、天鳳位の中でもかなり守備的な印象。リード時など極力リスクを負わない手組みが多く見受けられ、ダマテンも多い。観戦していると、一打一打丹念に考えて打牌しているのが見て取れる。非常に丁寧。

サブアカウント:
上段青テン(最高十段)

著書および登場する本:
ネット麻雀完全対応! 強者の最新手筋100
天鳳 公式完全攻略読本

こちらは昨年の天鳳名人戦の牌譜より。オーラス、ラスと4900点差で、あまりリーチしたくない局面。1枚切れの中ではなく、9pのトイツ落としでなるべく役を付けに行く。天鳳のお手本のような一打だ。


かにマジン(8代目天鳳位)

8代目、かにマジンさん。「天鳳位VS連盟」など、メディアへの露出が多く見られる。
積極的な仕掛けが多く見られ、ゴリゴリの空中戦の中でバランスを取りながらうまくアガる場面が多い。

この2sをポンして打9s。不安定ではあるが、もうここから発進しないと間に合わないと見て仕掛ける。

これも南家に対し後手感があるが、2枚目(ドラ表示牌に1枚)の東ポンから入る。

しかしどこまでも行くわけではない。ドラの南を掴んだ瞬間にオリ。瞬時に方針を切り替える。

サブアカウント:
真かにマジン(八段)

著書および登場する本:
麻雀・鉄押しの条件 ―3人の天鳳位が出す究極の結論―
日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 
絶対にラスを引かない麻雀 ~ラス回避35の技術~
天鳳 公式完全攻略読本

 


就活生@川村軍団(9代目天鳳位)

就活生さん。天鳳位の中では押し返す回数が一番多く、イーシャンテンでかなりどぎつい牌も切っていく場面も多く見受けられる。放銃も多いが、その分高打点のアガリをものにする局面も多い。絵に描いたようなストロングスタイルの天鳳位。

著書および登場する本:
麻雀・鉄押しの条件 ―3人の天鳳位が出す究極の結論―
最強位・天鳳位・雀ゴロ 天才雀士3人に麻雀のことを聞いたらバカ勝ちできた。
麻雀・序盤の鉄戦略 ―3人の天鳳位が出す究極の結論― 
天鳳 公式完全攻略読本

親番、リーチと3フーロに囲まれた。リーチにはドラの7pが現物だが、臆せず1pからプッシュ。形が悪すぎる上に9pはフリテンで、ついオリてしまいたくなるところだが、この人はそうそうオリない。

そしてドラを引いてテンパイ。6pを捕らえて12000。これは就活生さんにしかアガれない。地獄の閻魔様みたいなアガリだ。

 


ウルトラ立直(10代目天鳳位)

10代目、ウルトラ立直さん。パンダのアイコンで、ツイッターの人気者。守備意識が高く、一段目でも仕掛けに対して間に合わない!と感じた瞬間に中抜きするシーンが散見される。リスクを最小限にしながら加点をしていく。仕掛けの時にシャンテン数の分だけ安全牌を持つ、小林剛プロと通ずるところがある。

ウルトラ立直を打つにも手順が大切。一枚切れの1pではなく3sを切っておき・・・・

2sに照準を合わせてウルトラ立直、一発で出て6400。チートイツ作りの教科書のような一局。

親の6pトイツ落としを見て即座に撤退。無駄な放銃をしないことは強者の絶対条件だ(参考:放銃率の下げ方は、押し型の強者に学べ!!

 


トトリ先生19歳(11代目天鳳位)

初代天鳳位・ASAPINさんの2つめのアカウント。天鳳位の中でも「ASAPIN」「トトリ先生19歳」の成績、安定段位はずば抜けて高い。ダブル天鳳位は伊達じゃない。
「トトリ先生」のアカウントでは、「ASAPIN」アカウントのトップ率「.277」に比べトップ率が「.291」と高く、攻撃力を増している印象がある。ASAPINさんといえば、「藍川絆」ってアカウントで鳳東打っていた時期もあった記憶があるけど、あのアカウントはどうなったんだろう・・・。

 


おかもと(12代目天鳳位)

12代目、おかもとさん。羊のアイコンに似合わず、かなり高打点にこだわるタイプ。ゴミ手を満貫に仕上げる打点作りでは、この人の右に出るものはいない。

ターツは足りている。打点の種である西、中を残すことで・・・。

このツモを捕らえるだけで打点が一気に跳ね上がる。2600の手を満貫にしてしまう。

これも字牌をキープし、ホンイツ、または三色で打点を作りにいく。凡手をいかに価値ある手に育てられるかは腕の差が出るところだ。


以上、12人の天鳳位を紹介したが、全員少しずつ打ち筋が違うところが麻雀の面白いところだ。
さて、2014,2015,2016年と、ここ三年は毎年3人ずつ天鳳位が出ていたが、今年はまだ1人も天鳳位が出ていない。果たして、次なる天鳳位は一体誰なのか・・・。注目しよう。

↓役立ったらクリック!!

麻雀ランキング

広告



関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。