第7期天鳳名人戦 第4節の牌譜より 多井、石橋、小林が躍進 天鳳勢の成績は・・・。




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昨日(2017/10/13)、第7期天鳳名人戦、第4節が行われた。

結果は次の通り。

     通算成績   第4節の成績
1   +418.3  +127.8 Ⓟ小林剛
2   +254.6  +152.4 Ⓟ多井隆晴
3   +166.6  -101.1 トトリ先生19歳
4   +138.8   +38.7 独歩
5   +125.3    +8.5 Ⓟ木原浩一
6    +75.5   +19.2 就活生@川村軍団
7     +4.2    -4.1 Ⓢ福地誠
8    -33.8   -10.0 Ⓟ中嶋隼也
9    -43.3  +137.8 Ⓟ石橋伸洋
10  -206.9   +38.7 タケオしゃん
11  -305.7  -160.3 シンプルなワキガ
12  -593.6  -248.8 コーラ下さい

多井プロ、石橋プロ、小林プロの三人が大きくポイントを伸ばし、逆にコーラ下さいさん、シンプルなワキガさん、トトリ先生19歳の天鳳勢3人が大きくポイントを減らした。
第6節終了時点で下位4名が足切りとなる。大きくマイナスしているタケオしゃん、シンプルなワキガさん、コーラ下さいさんの3名はここから這い上がることができるか。




観戦していて気になった場面をいくつか検討する。

 

トトリ先生19歳(ASAPIN)さんの2s切り。1sが3枚切れているのを見て2sではなく5sを残して三色目を残す。

7sを引いてきて・・・

完全シャンテンには受けず、33577の形を残す8s切り。タンヤオが確定し、三色目も残る。教科書通りの素晴らしい一打だ。

トトリ先生19歳(ASAPIN)さんはなんとこのカン3pチーから入った。「競り合いを制するための、遠くて安い鳴き」の記事でも取り扱ったが、ASAPINさんは上家が変則手と見るや否や、こういった遠いところからの発進をすることがある。

二つ鳴いて手の内バラバラ。

注目したいのはここでの切り順。ラス目、3着目との点差が離れている親番のため、中張牌をかき集めて遮二無二アガリにいってもいい局面に見えるが、2m→7sと切っていく。守備力を考慮して、というのもあるが、おそらく他家からの見た捨て牌の見え方を意識していると思われる。

トップ目の多井プロ、3着目の小林プロとも、親への放銃はかなり痛手となる場面であり、ラス目のシンプルなワキガさんも5800打つとトビのため、全員が親の仕掛けには引き気味になる局面だ。であれば、張っていてもおかしくない河を作り、相手に対応させて終局順目を遅らせている間に自分の手を完成させる目論見。ここで中、東と切っていくとかなり薄い河となり、まだ張っていなさそうに見えるためガシガシかぶせられてもおかしくない。相手の状況がよく見えている、的確な切り順のように思える。

目論見通りみんな受け気味のまま順目が進む。ここまで完成したがアガリまでは結びつかず。

オーラス、同点2着目の中嶋隼也プロ(大和田頭取)、ここで4p切り。リーチ、イッツー、白バック、チャンタの4天秤からどこを外すか難しい手だが、イッツーは6pが2枚飛んでいてイマイチ。チャンタの芽を残し、ロスは3pの2枚だけのこの4p切りが妙手に見える。

同じ局、多井プロのリーチ。オーラスアガリトップ、ピンフがあるためダマでもアガれるところだが、ここはリーチと行った。素点も関わってくるこのルールのため、全員が押してくるこの局面ならどうせ36mの出方は変わらない、ならば素点を叩きに行こうというリーチだと思うが、これはかなり微妙に思える。
現状席順でトップだが、リーチ棒を出すことで、親がテンパイで流局した場合には2着で終了。3着目の石橋プロの条件もかなり軽くなる、となると、ここはさすがにダマの局面じゃないだろうか。

シンプルなワキガさん。5m、6mと手出しせず1pを挟んだ方がホンイツ移行に見えづらく、鳴ける可能性があるため、1pが先の方がいいんじゃないかと解説席は言っていた。が、ラス目の親のこの南ポンに対して、上家の福地先生はガチガチに絞ってきている。ならば見え方よりも安全度重視で6mを先に切った方が良いように見えた。

同じ局の終盤、トトリ先生19歳(ASAPIN)さんが上家のホンイツ仕掛けから余った4sをチーして打3sとした場面。なぜこの3sを切れるのかはよくわからなかった。実際にシンプルなワキガさんの入り目は3sだった。

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以上。名人戦をリアルタイムで見るのはかなり久しぶりだったが、見ごたえのある戦いだったように思う。次回の名人戦にも期待だ。

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第7期天鳳名人戦 第4節の牌譜より 多井、石橋、小林が躍進 天鳳勢の成績は・・・。」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    小林プロの名手もいっぱいあったのに取り上げるのはプロ勢のダメだと思った局面だけで天鳳勢だけ褒めるのはどうかと
    それに多井プロのも4人降りれないので誰でも切る5m逃さないためリーチもありだと思うよ
    トータル考えてラスにならなきゃいい立場だし、リー棒出した時のマイナス要素は分かってやってるに決まってる

    書くなら平等に研究されたものを読みたいのでお願いします!

    返信
    1. つよし 投稿作成者

      コメントありがとうございます。天鳳勢・プロのどちらにも肩入れをしているつもりはなく、私が牌譜を見た範囲で思ったことを書いたまでです。
      ASAPINさんの最後の3s切りなどは疑問手と思いますが。

      返信

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