【天鳳・達人の一打】大和田頭取(中嶋隼也プロ・十段) ラス回避の達人の鋭い読み!鬼のドラ切り





麻雀ランキング

天鳳名人戦プロ予選を勝ち抜き、今期の天鳳名人戦に出場している大和田頭取(十段)こと中嶋隼也プロ
サブ垢の「大和田専務」も九段であり、最近の天鳳での活躍がめざましい打ち手だ。今回はその牌譜より。




鬼の一打を紹介する前に、少し中嶋プロの打ち筋について触れておく。彼は、相当な守備型で、夕凪さんニャッピー夏目さんに似た、天鳳的なラス回避型の打ち手だ。どれくらい堅いかというと・・・。

これくらいだ。親の仕掛けに対応し、ここから9mを抜いていく。
堅く行くならソーズを切ってもいいところだが、ソーズは他の二人にも後々安全牌。遠くのチンイツまで見てここで9mを合わせる。
恐らく放縦率は1割を切るくらいの感じなんじゃないだろうか。
そんな中嶋プロが見せた鬼の一打が下記。

現状トップ目で上家が飛び寸という状況。上家の河がかなり濃く、少し出遅れている手牌。西を切って迂回気味の進行。

次巡7pをツモって、リャンシャンテンながらも一気にワクワク感が出てきた手牌。しかしカンも入っている上家が怖い。ドラ周りで刺されば満貫と言われてもおかしくないところだ。とりあえずここはもう一枚西を落とすか・・・

と見せかけて一転、鬼のドラ切りだ。上家はもう煮詰まっているこの状況、3sトイツ落としが入っているとは言え、シャンポンに刺さって満貫と言われてもおかしくない牌に見えるが、ドラ切りに踏み切ったのには当然理由がある。




上家の仕掛けについて振り返って見てみる。3s手出しの後にトイメンが2s切り。これに声がかからず・・・

次巡2枚目の3s切り・・・。・・・ムムッ!!

上家に1sが当たるとしたら両面・シャンポン・単騎の3パターンだ。

★3sトイツ落としが入っているので、単騎に放縦することはない。

★1sのシャンポンはどうか。トイメンの2s切りにはラグが入らなかった(※)。
ということは、上家が2枚目の3sを切る前に、1sを持っていたことが否定される。刺さるとすれば、その後2回の手出し時のツモが両方1sだったという、
宝くじ的なレアケースだけだ。
もしラグが入っていたなら、113sからドラ1sを使い切るため2sをスルーしたパターンはある。
(※牌譜を見て誰も2sを鳴ける形で持っていなかったためラグなしと推測。偽ラグが入った可能性は一応ある。)

★14sの両面について。これもほぼ通ると考えて問題ない。
両面に刺さるとすれば、233sから3sを切った後次巡に3sを持ってきて、14sの待ちをぼかすため空切りした、というパターンだ。
これも6巡目のツモが3sだったという場合だけなのに加えて、ヘクった3sをツモ切ってしまう人も山ほどいるので、かなりのレアケースと考えていいだろう。


というわけで、どのパターンも相当な低確率でしか刺さらない。それなら今のうちに切ってしまおうというわけだ。

前に出ようという手牌でのドラの切り遅れは命取りになる。アガリにこそ結びつかなかったものの、実力派プロの鋭い一打を見た。

牌譜:http://tenhou.net/0/?log=2017092312gm-00a9-0000-79c30a02 1位

↓役立ったらクリック!!

麻雀ランキング

広告



 

関連記事


【天鳳・達人の一打】大和田頭取(中嶋隼也プロ・十段) ラス回避の達人の鋭い読み!鬼のドラ切り」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 【達人の一打】大和田頭取② 仕掛け巧者は天鳳巧者 | 鳳南研究所

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。